アーティフィシャルフラワーのブーケとは

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生花のように美しくみずみずしい造花を使ったアーティフィシャルフラワーのブーケは、年々結婚式で使う人が増えています。しかも、その思い出のブーケが自分で作れる!という手作りキットが今、とっても人気です。アーティフィシャルフラワーのブーケは、花の初心者にも扱いが簡単で作りやすく、花の劣化も少なくメンテナンスも簡単なので、長期保存にも便利です。では、そのアーティフィシャルフラワーを使ったブーケの魅力を詳しくご紹介します。

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art-p1 アーティフィシャルフラワーとは、生花の形や色をポリエステルなどの素材で表現して作られた造花のことです。近年、アーティフィシャルフラワーは花の色のリアルさ、質感の美しさなど、本物と見間違うほどに向上しています。しかも、生花には出せないような鮮やかな色合いだったり、光を受けて輝くラメがついていたり、”生花を超えた”花という認識も出てきて、花の都フランスやアメリカなどでも今、大注目されていて、積極的にアレンジにも多く使われているほど世界的に人気です。
特に、日本メーカーのアーティフィシャルフラワーは製造技術が高く、デザイン・質感・色味ともに美しく、葉っぱや実の付き方もリアルに作られており花の種類や大きさも豊富です。また季節や産地をとわずたくさんの種類や色が揃うのが特徴です。

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使える花の種類が多い

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結婚式の季節によっては、生花の場合、自分が好きな花や思い出の花、イメージに近い花が手に入らないことも多いです。また、サムシングブルーとして人気の青色の花などもブーケの花材としてはなかなか鮮やかな色が手に入らないことも。その点、アーティフィシャルフラワーは年中たくさんの花を手に入れることができ、8分咲きやつぼみなど咲き具合によっても細かく花材を選ぶことができます。また、イメージに近い花の大きさ、色のグラデーションなどもブーケを作る前にじっくり選ぶことができるのはとっても魅力的。生花だと海外でしか手に入らない花だったり、逆に海外挙式の場合に現地で揃わない花など、前もって作っておけるブーケだからこそできる思い通りのブーケを結婚式で持つことができます。

軽くて丈夫なので国海外の移動でも大丈夫

art-p3 アーティフィシャルフラワーは、その軽さ・丈夫さも魅力の一つ。生花のブーケでは、主にオアシスと呼ばれる吸水フォームが使われ、挙式・披露宴で花がしおれてしまわないようにスポンジ部分や持ち手にたっぷりと水を含ませてあります。その点、アーティフィシャルフラワーは吸水の心配がなく、またブーケホルダーも使わないので、移動や形の扱いには便利です。また、花びらの間にプラスチック製の芯が入っていたり、茎や葉っぱにワイヤーが入っているので、手で形を整えることも容易にでき、多少形が崩れてもすぐに手直しすることができます。それゆえ、アーティフィシャルフラワーのブーケは持ち運びにも便利です。

思い出として生涯手元に残すことができる

art-p4 生花のブーケは、その日の夜または翌日くらいまでしか楽しめないのがちょっと残念。アーティフィシャルフラワーのブーケなら、大切な日に使ったブーケをそのまま手元に残すことができます。それが、自分で制作したブーケだったり、親子や兄弟、友人が作ってくれたブーケだったらなおさら、記念の品として一生取っておきたいですね。子どもが生まれたら、出産の記念や百日参りや七五三などでそのブーケを持って撮影したりできるのも魅力の一つ。幸せの瞬間に立ち会ったブーケは、一生花嫁さんを守ってくれる宝物に。アーティフィシャルのブーケを事前に作っておけば、前撮りや後撮りに使ったりなどもでき、何度も使えて経済的にもお得です。

インテリアとして保存・保管にも便利

art-p5 アーティフィシャルフラワーは、色落ちも少なく長期間そのままの形で保存できるのがよいところ。大きめの花器やブーケホルダーに飾っておけば、新居のインテリアフラワーとしてお部屋が華やかな雰囲気に。より美しく保管したいという方は、ブーケケースに入れて飾るとほこりや湿気などからも守ることができます。いつでも手にとって、幸せの瞬間のことをいつも思い出すことができるアイテムと過ごす生活は人生をもっともっと素敵にしてくれることでしょう。ブーケトスや、ブーケプルズで使うブーケも、保存に便利なアーティフィシャルフラワーで手作りする人が増えてきています。幸せのおすそわけを、インテリアとしてずっと飾ってほしいという思いが伝わるといいですね。

心伝わるプレゼントに最適

art-p6 お客様の声で最近多くなってきたのが、「友人にプレゼントするために購入しました」という声。私も以前は、親戚や友人に結婚祝いとして食器や新生活で使えそうなものを贈っていましたが、最近はその人をイメージした手作りブーケをプレゼントするようにしています。もちろん、ウェディングドレスのスタイルだったり、カラードレスの色、会場の雰囲気などが分かれば、それに合いそうなブーケを手作りします。世界で一つだけのブーケを幸せを願って心を込めて手作りする。そんなプレミアムなプレゼントは、作るほうも受け取るほうも嬉しい贈り物です。ご友人やお世話なったゲストにおそろいのブーケをプレゼントするのもよいですね。
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art-p7 当店のプロダクトデザイナーの岩永奈々は、九州でもまだ数人しかいないというアーティフィシャルフローリスト。現在、日本アーティフィシャルフラワー協会(JAFA)に所属。アーティフィシャルフラワーの専門知識や技術を習得し、日々勉強に励んでいます。映画やドラマのブーケやウェディングシーンの会場装飾を担当することも。アーティフィシャルフラワーに触れたことがない初心者の方にも、簡単に、しかも美しいウェディングブーケを作ってもらえるように、作り方や花の組み方などを研究し手作りキットを開発し続けて10年。これからも一人でも多くの花嫁さん、またご家族やご友人の方々にアーティフィシャルフラワーのブーケを作っていただけるように研究に励みます。

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